泣き濡れるピアノの音色〜山科さゆりちゃん編〜

「さゆり。あなたは今日からさゆりよ。女として生きるのよ!」

「先生!やめてよ、僕は男なんだよ!」

「そんなこと言っても、私には可愛いお嬢さんにしか見えないんだもの。ねぇ、私の可愛いさゆり‥♡」

「いや、やめてぇー!」

‥ここはピアノ教室。いつものようにレッスンに来たのに、今日はいつもと様子が違う‥

お教室に飾られた可愛いドレス、ワンピース、ひらひらスカート、お洋服の数々‥

「先生、そのお洋服どうしたの?かわいいね。」

「あら、可愛いって言ってくれる?嬉しいわ。今度の発表会で着せようと思って。」

「僕と同い年くらいの子かな?仲良くなれるといいなー」

「仲良くなれるわよ‥とびきりね‥♡ちょっとこっちにおいで。」

先生に手招きされ鏡の前に立つ。

「ほら、このお洋服、似合うわぁ♡」

「えっ?!僕が着るの?!え、僕男だよ?」

「だって似合うと思うんだもの。ね?可愛くなりましょう?」

「いやだよ、先生‥」

「まぁ♡泣きそうになっちゃって。本当に愛らしいわ。嫌なら逃げてもいいのよ?」

涙目で逃げ惑うさゆり‥その様を笑いながら楽しむ先生‥さゆりはあっけなく部屋の隅で捕まる。

「追い立てられる子羊のようだわ♡部屋の隅に逃げるだなんて、捕まりたかったのね。可愛い子♡」

「違うもん!やめてよぉ〜」

「うふふ♡もうダメよ♡捕まえちゃった♡」

「いやぁ〜!!」

無惨に服を剥ぎ取られ、裸にされかけたその時‥

「ちょっと!あなた女の子の下着つけてるじゃないの!やっぱり女の子になりたいんじゃない!♡」

「ぅっ‥隠していたのに‥先生にバレちゃうなんて‥」

さゆりは恥ずかしさで顔を背ける。

「ダメよ、ちゃんと見なさい、ほら、服の下にこんなの隠して‥♡ブラジャーの中はおっぱいもたわわに育ってるじゃない!」

「あぁ!揉まないで、言わないで‥先生のいじわる‥」

「あら、好きな子には意地悪したくなるものよ♡」

さゆりが泣いている間にスルスルと着替えさせられる。

「まぁ!やっぱり似合うのね!」

「先生ぇ‥こんなのってないよ‥」

泣き濡れるピアノの音色〜山科さゆりちゃん編〜1
泣き濡れるピアノの音色〜山科さゆりちゃん編〜1

「だめよ、スカート履いたんだからちゃんと女の子のご挨拶なさい!」

「僕男の子なのに‥ううっ‥」

それでも抗えずスカートの裾を持ち上げ、ひらりとご挨拶ポーズをしてしまう。

「スカートはいたら‥女の子になっちゃうよぉ‥」

泣き濡れるピアノの音色〜山科さゆりちゃん編〜2
さ泣き濡れるピアノの音色〜山科さゆりちゃん編〜2

密かな憧れと楽しみとして、服の下に忍ばせて1人でこっそり噛み締めていただけなのに、よりによって先生に暴かれてしまった。

はっと我に帰り、

「やっぱりこんなの嫌だよ!」

先生を振り解こうともがくも、逆に先生に火をつけてしまった‥

「往生際の悪い子ね!それなら身体でわからせてあげなくちゃいけないわね♡」

さゆりはベッドに押し付けられるように組み敷かれ、ホールドされてしまう。

「ほら、男の子なんでしょ?こんなのどうにかできるでしょ?」

「こ、こんなの!!んっ!!やだ‥!あぁん!」

どんなにさゆりが必死にもがけども、たくましい先生の力には敵わず、なす術もない‥

「ん?それで終わりなの?ほらもっとがんばりなさいよ♡先生を楽しませてくれなくちゃ♡」

こんな状況でも先生は愉快そうに全体重でのしかかってくる‥

「いやぁ〜!!だめよぉ‥女の子になっちゃう‥」

「そうよ♡やっとわかった?あなたはさゆり。腕力も無い、か弱い乙女なの。ね、今度の発表会ではこのスカートで出るのよ?わかった?」

「はい‥」

「そうと決まったらダンスも練習しなくちゃ!」

「だ、ダンス?!」

「そうよ、可愛いさゆりを披露するんだもの。女の子の姿でピアノ弾いて、スカート翻しながら踊りも披露するのよ!さ、ダンスの練習よ!」

無理やり立たされ、先生の手によって踊らされる。腰に手を回され、身体を揺られ、クルクルと回される‥

「あっ!あっ‥!そんなに回さないで!先生!」

回されすぎてさゆりが倒れ込む‥

待ってました!とばかりにそこに先生が襲いかかる。

「さゆりったら、ダンスもまともに踊れないの?脚がおぼつかなくて転んでしまうなんて、あなた御令嬢なのよ?だめでしょう♡」

「先生いじわる‥堪忍して‥」

「そんな甘えた声出して‥あん、いじらしい子‥♡」

「そうだわ!さゆり、あなたピアノになりなさい!」

「えっ?!今度は何?僕ピアノ?!」

「こら!僕じゃないでしょ!さゆりなんだなら、私って言わないと!」

怒られ、耳を甘噛みされる‥

「ひゃ!ひゃい!わ、わたし‥!!」

「そうよ♡良い子♡さゆりはピアノにもなるの♡先生がさゆりを弾くから、良い音出しなさいね♡」

先生の長い指がさゆりピアノを弄る‥

「あっ!ひゃあ!‥にゃん!!」

「あらあら、それじゃ子猫ちゃんじゃないの!」

「さゆり‥猫ピアノになっちゃう‥」

「可笑しいこと♡どこが1番良い音が鳴るのかしら‥?」

首筋‥おなか‥二の腕‥背中‥先生は奏でるようにさゆりの全身に指を這わす‥そしてピンっと可愛く立ってココよ!と呼んでいる両チクビを弾く。

「あぁんっ!!」

「ちがう!猫ピアノはにゃん!でしょ!」

「にゃ、にゃぁ〜ん!」

「あぁ本当に愛おしいこと♡」

「あら?さゆり‥これは何?ピアノなのに何だかココ‥濡れているような気がするんだけど?」

「やだ‥さゆり知らない‥」

「見てみなさいよ、これ。何で濡れてるの?ちゃんとピアノしなくちゃダメじゃないの!」

「ピアノだって湿気ることもあると思う‥」

「あっはっは!!濡れるピアノなんて聞いたことないわよ!さゆりったら本当に楽しませてくれる子ね!」

笑われながら濡れそぼった黒鍵を弾かれ、またさゆりは音を出す‥

「だめよ‥!先生、いや‥!」

「嫌じゃ無いでしょ?さゆりは先生にされるがまま。私の女になりなさい♡一生可愛がってあげるわ♡ほら、ちゃんと先生の言うこと聞いて♡」

「さゆりは先生の女になります!って言うのよ!」

「あぁ‥!!言います!言います!さゆりは‥先生の女になります!」

「違う!そんなんじゃ足りないわ!もっとよ!」

「さゆりは‥可愛い女の子になって先生の女になります、先生になら何をされてもいいわ!」

「手籠にされても構わないってさゆりの口でちゃんと言いなさい!」

「はいっ!先生‥さゆりを‥どうかさゆりを好きになさって‥先生になら、さゆり、手籠にされても構わないわ‥先生の女にして‥!」

「そうよ♡そう!さゆり、それで良いのよ♡あぁ、なんて愛おしいのかしら♡さぁ、イクわよ‥♡」

「あっ!もぅ、もぅ!さゆり‥イッちゃう、先生に女にされてさゆりイッちゃうわ‥!あぁん‥ハァんっ!!いやぁー!!!」

その後さゆりは先生の女となり、何度も何度も女の子宣言をさせられ、乙女の自覚を育てられていく。すっかり従順になったさゆりは先生の着せ替え人形となり、発表会への服選びだと遊ばれる。

固かったさゆり表情も、すっかり女のそれとなり、今では甘えた顔つきでふんわりとしたスカートの虜になっている。

ダンスレッスン、ピアノレッスン、女の子レッスン‥お教室は「あぁ〜ん♡」と甘い音色がいつまでもいつまでも響きわたっていた‥

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