プリンセスがドレスを脱いだら…まなみちゃん
まなみはそっと鏡の前に立ち、息を呑んだ。

ふわり、と心まで包み込まれるようなそのドレスは、まなみが小さな頃からずっと憧れていた“お姫さまのドレス”そのものだった。淡いピンクは桜色よりも少しやさしくて、夢のなかに咲く花のよう。ドレスの胸元には、繊細なレースの刺繍と小さな花が一面に咲いていて、それらが光を受けて静かにきらめいていた。まるで、まなみの「夢」がそのまま形になったようだった。
スカートは幾重にも重なるチュールが空気をはらみ、ふんわりと広がる。そのひとつひとつに縫い付けられた花は、丁寧に手で作られたのがわかるほど細かく、花びらの一枚一枚がまるで本物のようにやわらかだった。

まなみは、両手で胸元をそっと押さえ、喉の奥がじんわり熱くなるのを感じた。
ずっと憧れていた。絵本の中のプリンセス。通りすがりのブライダルショップのショーウィンドウ。テレビで見た誰かの挙式。小さなころから、ただ一度でいいから――「綺麗だね」って言ってもらえる日が来たら、と思っていた。
その日が、いま、ここにある。
「こんな……夢みたい……」
まなみは自分の姿を鏡に映し、うっとりと目を細めた。腕を包む白いグローブが、少女らしい華奢な指先をより一層美しく見せている。腰元からふわりと広がるシルエットは、まなみの小さな身体を優しく包み込んで、まるで妖精が舞い降りたかのような雰囲気を纏わせていた。

そのとき、すぐそばで声がした。
「……まなみちゃん、ほんとに可愛いよ」
振り返ると、そこにはましろが立っていた。微笑みながら、まなみの姿をじっと見つめている。ましろの声は、とろけるように甘く、まるで羽のようにやさしく、心の奥にふわりと降りた。
「本物のプリンセスみたい。まなみちゃん可愛い。可愛すぎる!」
まなみは胸がいっぱいになり、思わず涙が溢れそうになる。
「……ありがとう。ほんとに、嬉しいの……」

その声は震えていたけれど、悲しみじゃなかった。
ずっと夢見ていた景色。優しい言葉。「可愛い」って言ってもらえる喜び。
“初めての夢のドレス”の感動が、深く、やさしく、まなみの胸に刻まれる。
ふわり、とドレスの裾をつまんで、まなみは一歩前に出た。
軽く膝を曲げて足先を揃えると、ピンクの布の波間から、パンプスがそっと顔を出す。
まなみの足をそっと包み込み、彼女に初めての世界を見せてくれるその靴は、「少女のままでいられる魔法」が詰まっているようで、まなみは思わず頬を染めた。
「うふふ……シンデレラみたい……」

そっとドレスのすそを持ち上げてベッドの端に腰を下ろす。
クッションの柔らかさに少し沈み込むと、ドレスが優しくひだを描きながら広がった。まなみは静かに手を重ね、鏡では見えなかった胸元の花飾りにそっと目を落とす。そこには小さなビーズと刺繍が咲きこぼれ、まるで心臓の鼓動を隠すように、華やかに、でも静かに息づいていた。
「……すごいね、座ってるだけなのに、本当に素敵なドレス…」
「あら、ドレスが素敵なんじゃなくて、まなみちゃんが素敵なのよ!本当に可愛くて美しいんだから!」
「えっ……ふふ、それ……ちょっと恥ずかしいけど、嬉しい……」

ましろの優しい視線と、身体を包むピンクのドレス。全身で夢を感じて、まなみはゆっくりと目を閉じた。
でも直ぐに、目を閉じているのが勿体無く思えて、またじっくりと鏡を覗き込む。
「これがわたしだなんて…」
感嘆のため息が尽きない。

「……ねぇ、まなみちゃーん、、お楽しみのところ申し訳ないんだけど…プリンセスタイムは、もう終わりよ。」
ましろの言葉に意味がわからず、とまどいを隠せないまなみ。「……えっ?……」
背後からまなみのドレスのリボンをシュルシュルとほどき、あっという間に緩めてしまう。
ーーパサリーー
ドレスがストンと下にずり落ちてしまう。

「きゃっ!!な、何するの?!」
ドレスが落ちた時にランジェリーも乱れてしまい、あわてて直しながら、まなみは涙目でましろに問いかける。
「いや!なんなの?!」
「ふふ。ここからは大人の時間。お姫様だって、ドレスを脱いだらただの”女”になるのよ。」

「うふふ。本当は自分が1番分かってるんじゃない?隠せてないわよ?その身体のときめき。」
「うう……だって…こ、これは……」
モジモジと言い訳を探してみるも、その間にもドレスから晒された半裸の身体が熱く疼いてしまう。
「その顔、みてごらん?凄くセクシーよ。ほら、手始めに鏡の自分にキスしてみなさい。」
チラリと横目で鏡を見ると、さっきまでの自分とは違い、妖艶な色気を放つ顔になっているのに気づく。
吸い寄せられるように鏡に近づき、震える唇で自らそっと口づけを交わす。

「美しいわ……まなみ、とっても綺麗よ。」
そう言いながら、ましろはキスで惚けているまなみの首に、革とチェーンの首輪を取り付ける。
「キスの次は…コレよ。さぁ、どうすれば良いか、わかるわよね?」
膝の高さに差し出されたディルド。
それはあまりにも生々しく、まなみをひれ伏させるには充分だった。
まなみは犬のように四つん這いになり、震える舌を伸ばして恐る恐る舐め上げる。
「んっ…ペロッ…ペロペロ……レロッ……」

「初めてのフェラなのに、そんなに上手に舌を絡ませられるなんて、まなみはずいぶんエッチなお姫様なのね。ほら、もっと奥まで咥えて。」
「ンッ!!ンンー!!ングっっ!!」
「まなみのお口はおまんこなの。くちマンコ。わかる?ちゃんとご奉仕できるお姫様って素敵よ♡あー、エロい♡」

ましろは卑猥な言葉をなげかけながら、夢中になってしゃぶりついているまなみの背に乗り、背後から胸をもみしだく。
「ンンー!!んムゥ〜ー!!」
「あらダメよ。お口はちゃんとおしゃぶりしてなきゃ♡ね?」
乳首が弱いまなみは泣きながら、それでも言われた通り、しゃぶりつく。
「ふふ。よくできました♡ご褒美あげなきゃね♡」
グイッと首輪を引かれ、ベッドに連れて行かれるまなみ。

もうその顔はすっかりとろけていた。
「うふふ。まなみって首輪がとってもよく似合うのね。ネックレスよりこっちの方が綺麗に見えるわ。まなみがエッチなプリンセスだって証拠ね♡」
まなみの身体が小さく震える。

それを眺めながら這うようにジリジリとまなみに近づくましろ。
ツルツルのランジェリーの上から身体中を撫で回し、まなみのスベスベした肌を楽しむ。
「あっ!!」
小さな悲鳴と共にまなみの身体がビクッッ!!と跳ね上がる。
ブラの隙間からましろの手が滑り込み、隠れていたピンクのかわいい突起を見つけ出す。
指でコロコロと転がし、キュッと摘み上げる。
たまらず声を上げながら、何度も何度も繰り返しいたぶられるその甘い刺激に悶え狂う。
「あら、お漏らししてる。まなみったらはしたないプリンセスね♡お仕置きしなくちゃ♡」
既に濡れ濡れのクリトリスにたっぷりとローションで追い濡らし、ぐちょぐちょにして愛でまくる。
グチュッグチュッ♡グチュッッグチュッッ……♡
卑猥な水音に狂いそうになるまなみ。
「あっ!!あぁっっ!!だめぇ!!」
「イキそうになってる。ねぇ、オナニー見ててあげる。ほら、見せて♡」
もうまなみは何も考えられない。言われた通りにオナニーしてしまう。それどころか口からは
「見て……っ!!まなみのエッチなオナニー見てて……っ!!!!」と卑猥な言葉まで出てしまう。

「可愛いまなみ♡」
乳首をいじられながら言われると、その言葉でさらに快感が加速する。
「あっっっ!!!あぁぁぁーーーああぁぁ!!!イクっっ!!イッちゃうぅーー!!!」
最後はまたましろの手で可愛がられ
ドピュッ!!ピュルルッッ!!ドピュンッッ!!!!
と盛大に潮を噴き上げる。
「ふふ……♡いっぱい出たね…♡プリンセス…♡」
ましろが満足気に微笑む。
恥ずかしさに頬を火照らせたまま、まなみはぐったりと身体の力を抜いた。胸の鼓動はまだ静まらず、指先には残った熱が微かに震えている。息を整えようと横を向いたそのとき、ふと視線の端に光るものが映った。
そこに、変わらず静かに佇むウェディングドレス――あの瞬間を見ていたかのように、ただ美しく。
まなみは思わず目を伏せた。
まるでドレスに、すべてを知られてしまったような気がして。身体がまた熱く火照りだす…
to be continued……
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